企業が外国人材の受け入れをするにあたり最初にするべき5つのこと

まずは自社の事業内容や外国人材に任せる仕事内容が受け入れできる仕事か受け入れできない仕事なのか判別しましょう。判別が難しい方は、技能実習生であれば協同組合や商工会に確認しましょう。特定技能人材やエンジニアビザなどは登録支援機関、職業紹介所に確認をすると判別してくれると思います。マニアックな方であれば直接に、外国人技能実習機構や入管(出入国管理庁の担当課)に確認すると明確になります。また良い紹介機関の選定方法やチェックポイントは紹介したいと思います。

その上で、外国人材を受け入れる時に仕事の内容や業種によっては受け入れができないので注意してください。

受け入れできない仕事
受け入れできる仕事

まずは自社の事業内容や外国人材に任せる仕事内容が受け入れできる仕事か受け入れできない仕事なのか判別しましょう
判別が難しい方は、技能実習生であれば協同組合や商工会に確認しましょう。特定技能人材やエンジニアビザなどは登録支援機関、職業紹介所に確認をすると判別してくれると思います。
マニアックな方であれば直接に、外国人技能実習機構や入管(出入国管理庁の担当課)に確認すると明確になります。また良い紹介機関の選定方法やチェックポイントは紹介したいと思います。

受け入れできる環境が整っていることを確認したら、求める人材像を自社の企業風土から逆算しましょう。
外国人材を受け入れるに当たって仕事の内容を事前に人材募集段階で伝える必要があります。外国人材を採用してから、外国人材が聞いてなかった仕事内容を振ったりすると不満の温床になりやすいです。

実際に外国人材が気にしている代表的な求人項目

  • 賃金
  • 労働時間や休日カレンダー
  • 家賃負担
  • 仕事内容
  • 同国人の在籍の有無
  • 仕事の人間関係(人間関係や雰囲気)
  • 手当(通勤手当や出張手当、配偶者手当)
  • 残業時間
  • 留意点(大変さや注意するポイント)

などなど多岐に渡りますが代表的な項目を以下に抜粋します。

賃金

最も多く出てくる質問そして外国人材が気にする部分です。
やっぱり稼ぎたい、少しでもいい条件を引き出したい。これは外国人材に限らず日本人材も同じですが、外国人材はより顕著です。我々、日本人とは文化的背景や育った環境が違います。賃金面については日本人より執着が強いです。外国人材の多くは発展中の国から出てくる方が多いです。

毎年、当たり前のように経済成長し物価も上昇、人々の生活には便利な家電製品やガジェット、自動車や家など物欲はとても強いです。外国人材だけでなく国元の家族も同じです。日本に来ている理由は稼ぎに来ている、この言葉に尽きます。決してがめついというイメージは持たず、素直に上昇志向が強いと受け容れると建設的な関係が構築できます。

労働時間

先程にあげた賃金ととても近い要素です。時給当たりの賃金はいくらになるのか。ほとんどの外国人材は時給意識もしっかりしています。月給固定でも労働時間に割り引くと低賃金だったり、朝三暮四をしてもあまり意味はありません。所定労働時間も明確に決めて提示してあげましょう。

家賃負担

この質問は意外と多いです。日本人を雇用するときにはあまり聞かれないワードです。多くの場合は家賃負担をするケースはありません。外国人材の立場では、給与の額面の金額よりも手取りの金額ベースで考えます。家賃負担や補助が少しでもあると助かります。企業として家賃を軽減できるような条件が提示できると採用したい人材が複数社を検討している場合に一歩リードできる条件です。

仕事内容

どんな仕事をするのか、求められる能力やスキルも事前に提示しましょう。お互いに聞いてなかったで採用してしまってからでは遅いです。求める人材像に、どんな仕事をして欲しいのか、任せたい仕事ん部分はどこなのか具体的に明確にしていけば求める人物像も解像度が上がっていきます。

仕事の人間関係

やはり職場の雰囲気や人間関係はとてもとても大切です。

外国人材を受け入れる前に、現場で接することになる担当者や、外国人材と一緒に仕事をする社員、関わることになる関係者に事前に合意形成をしておくのは忘れてはいけません。ただでさえ異国の地で母国語ではない言語でコミニュケーションを取り合ってアウェイの中で外国人材は仕事をします。なるべく働きやすい環境づくり、人間関係の土壌があると受け入れがスムースに運ぶこと間違いありません。

以上、代表的なポイントをまとめてみました。
項目をあげればきりがありませんが、少なくとも5つのポイントを抑えておけば、よっぽどおかしな事態にはなりません。是非、御社の発展的な外国人材採用にお役立てください。

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